初めてのお買い物同行とほろ苦い想い

こんばんは☆

 

これは私がやりたいことや、オーダーメイドのボトム商品をリリースするまでの色々をお伝えするブログです。

 

2018年の7月頃に大阪で展開予定です。

 

今日は9月30日に行った、初めて&緊張のお買い物同行の様子をお伝えできればと思います。

 

相当長くなることが予想されますので、お暇な時にお付き合いください。

 

それでは、レッツゴー!

 

 

記念すべきお一人目は中学校からのお友達のSさん。

まずSさんのプロフィールを少々。

 

Sさんは都内の特許事務所で様々な英文書類の翻訳の仕事をしています。

仕事柄、就業時間のほとんどをデスクの前で座りっぱなしで過ごすことが多いらしい。(きっとそんな人多いだろうな・・・。)

 

もうすぐ2歳になる男の子のお母さんでもあって、息子のHくんはそれはもう可愛くて可愛くてこっそり私の癒しです♡

 

物事の捉え方に独特のセンスがあるSさん。自分とは違う角度から世界を見ている彼女と話すと、いつも爆笑と新しい発見があるのです。

 

そんなSさんの今回のリクエストは、座りっぱなしの仕事でも疲れにくく、動きやすくて、ヒールじゃなくてもかっこよく履けるボトムを探すこと。

 

ちなみにSさんは161cm。標準より少し背が高い感じです。

 

 

13時半に有楽町で待ち合わせして軽くお茶をしながらお買い物前の打ち合わせ。

 

事前にメールでやりとりしていましたが、お顔を見ながら再度イメージのすり合わせ。

 

なりたいイメージを聞くと『女版のマット(桑田真澄の息子さん)』とのこと。

私の引き出しにマットはどこを開けても入っていないので軽く困惑したものの、品のあるハンサムな感じと自分なりに理解して、いざお買い物☆

 

まずは事前リサーチをして良さそうだと感じていた有楽町ルミネのミラオーエンに。

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ここはベーシックの中にもトレンドのディティールやサイズ感がしっかり商品に取り入れられていて、素材も比較的よく、価格はコートなどの重衣料以外は一万円を切る商品が多く揃っています。

 

以下の2点を試着。

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チェックパンツは細身のテーパード型で、センタープレスが入っているのでカチッとした印象。

ベルト付きワイドパンツは女性らしいベージュをチョイス。

 

試着の結果、Sさんが求める動きやすさと、着用時のサイズ感(特にウエスト、太もも部分)がしっくり来なかったので、ここは保留にして別のお店を回ることに。

 

2箇所目はこのブランド、マルティニークルコント。

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上質な大人のワードローブが揃うブランド。

素材も縫製もよく、シルエットも綺麗な商品が並ぶ。お値段は少々高め。パンツで平均¥25,000くらいです。

 

ここでは以下のパンツを試着。

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シンプルなデザインにポイントでゴールドボタンが付いた微光沢のあるワイドパンツ。

 

試着したらパンツ丈がちょうどよく、ヒールを履かなくても綺麗に見える一点でした。

極力デザインを削ぎ落としたシンプルなアイテムなので、着用した時のシルエットの綺麗さは際立っていました。

 

そしてここで大切な座ったりしゃがんだりした際の履き心地チェック。

 

少しハイウエストに作られているパンツだったので、前かがみになったり座った状態だとかなりお腹周りが圧迫されるようで、これも一旦保留。

 

別のお店に向かいます。

 

次はここ、ナノユニバース

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30代、40台の女性が使えるワードローブを、トレンドとしっかりおさえながら提案しているブランドです。(写真ブレブレですみません💦)

 

ここでは以下のボトムを試着。

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左:ガングラブチェックのタック入りテーパードパンツ。

中央:スウェードラップスカート(足首が見えるくらいのロング丈)

右:イレギュラーヘムフレアスカート(後ろが少し長くなっています)

 

ここにきて初めてスカートを試着。

女版マットということで、パンツだけでなくスカートでイメージを広げます。

 

試着室からそれぞれ着替えて出てくるSさんの表情がイマイチぱっとしません。

その日着ていたトップスとの合わせ方や、組み合わせるといい色などをお伝えしますがピンとこない様子だったので、お店を変えることに。

 

4つ目はトゥモローランドへ。

洗練されたインポート商品や自社オリジナル商品が揃うブランドで、エッジの効いた素材や柄もバリエーション豊富にあります。

 

ここでは以下のラップ風スウェードタイトスカートを試着。

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このスカートも、悪くはないけどあまりしっくりこないということで保留に。

 

ここで、Sさんから「今日は一旦買うのは考えます。」との一言。

 

Sさん「今日試着した商品で一番良かったのはマルティニークルコントのワイドパンツ。悪くなかったんだけど、買うならもっとときめきたい。」

 

その「ときめきたい」の一言を聞いてハッとする私。

 

 

 

お洋服はしっくりくるものを見つけられなかったので、ちょっとでもお土産を持って帰ってもらえればと思い、リュックユーザーのSさんにカバンを見に行くことを提案。

 

個人的に是非試してほしい商品があったので、東銀座にあるマザーハウスというバックのお店へゴー☆

 

その商品がこれです。

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『風まとう』という名前のレザーリュック。

 

この商品の一番のオススメどころは背負った際のベルトのホールド感でした。

私自身一度お店で試した時に体に吸い付くような感覚に「何これ!?スゴイ!!」と思わず興奮してしまっていたので、是非Sさんにも試してもらいたいと思ったのです。

 

A4サイズが入る一番大きいサイズのカバンを背負ったSさん。(ネイビーのバックです。)

 

「!!!!!」

 

明らかに今までと表情が違いました。

 

「何これ、スゴイ!!!めちゃくちゃ楽チン!しかも軽い!!」

 

そこから実際に荷物を入れて背負ったり、少しジャンプしてみたりと、リアルな使用感を確かめるSさん。

 

私もなんですが、Sさんもなで肩で、デザイン重視でリュックを買うと必ず肩から片方ベルトがずれるのですごくストレスを感じます。

 

ずれない物となると、アウトドア系やベルトが太めであまり可愛くない物になってしまうことも多い。(Sさんは実際そうらしいです。)

 

そして荷物は多くなりがちなので、容量が大きいものがいい。

 

この「風まとう」は肩ベルトだけでなく、ファスナー仕様や内ポケット、容量を確保するための機能的な工夫、デザイン、素材、

 

全てがSさんの求めるもののイメージにピタッと当てはまったようでした。

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サイドにマチが付いていてしっかり容量が確保出来る仕様

柔らかいレザーを使っているので、カジュアルになりがちなリュックにも品が出ます。

 


面白かったのは、このバックを試した瞬間から具体的な悩みが出てくる出てくる。

 

その悩みはSさん自身が自覚していることもあれば、まだ気付いていなかったこともきっとあって、

 

それが、「こんな商品探してた!」の一点に出会えただけで一気に顕在化し、「まあ、いいね。」から「これ欲しい!」に一気にジャンプアップした瞬間のように思えました。

 

 

この日にこのバックは購入はしませんでしたが、後日買いに行くとのこと。

 

 

ここでこの日のお買い物は終了。

 

 

 

初めてのお買い物同行だったので、至らない部分も多く手探り状態で、ハッキリ言って反省点しか思い浮かばない。

 

でも、ただイメージだけがあって、漠然とした期待と不安を抱えていただけだった一ヶ月前から、

 

実際にやってみて、いいとか悪いは一旦置いておいて、1人やったという実績を自分で実感できたのは、ほんとにほんとに小さいことだけど、昨日の自分より前に進めた!と思えたことでした。

 

 

1000人やり切った後にどんな自分になっているかは全然わからないけど、地道に一つ一つ積み重ねることでしか先には進めないなあ、と噛みしめる一日でした。

 

 

Sさん、1人目になってくれてありがとう!

 

 

気付けば3000字超えてる💦(もっとコンパクトに書きたい( ;∀;))

 

 

ここまで読んでくださったあなたもありがとうございます!!

 

 

いつかお手にとっていただけますように。