自分の言葉と伝える難しさ

こんばんは。

 

これは私のやっていきたいことや、オーダーメイドのボトム商品をリリースするまでの色々をお伝えするためのブログです。

 

2018年の7月頃に大阪でリリース予定です。

 

最近色んな場面で私の今後を気にしてくださり、お話をさせていただくことがあります。

 

その度にもどかしく思う。

 

「何が言いたかったんだっけ・・・??」

「うまく言葉で表現できない・・・。」

 

当然話している本人が迷子なんだから、聞いてる相手はもっと「???」なわけであって。

 

自分が伝えられていないのに、相手の反応がイマイチだと勝手に凹んだりと、なんとも私は自分勝手な奴だな、なんて自己嫌悪的に思ったりもする。

 

そもそも自分の言葉ってなんだ??

 

正解はわからないけど、私がやれる方法は今のところこれ。

 

『とことん自分と会話する』(くそう・・・!!苦行や)

 

でもきっと見つけられた時には凄い力になるんだろうな。

 

それを信じて私の言葉探しの旅はまだまだ続く!!!

 

 

 

初めてのオーダーメイド

こんにちは☆

 

 

実は先日、人生初自分用のパンツをオーダーしてきました✨

 

オーダーをお願いしたのは、先輩にご紹介いただいた(株)ファイブの河村さん。

 

河村さんは麻布テイラーでテーラリングを学ばれた後、独立されてメンズのオーダースーツを軸に東京や海外で活躍されている方です。

 (フェイスブックで「河村裕一」さんで検索で、作られているお洋服見れます^^)

 

実はオーダーメイドで商品作りをしていこうと決めたものの、既製品にしか関わってこなかった私はオーダーメイドの世界がどのように成り立っているのかさっぱりわかりませんでした。

 

色んな方に相談した中で、ご紹介いただいたのが河村さんでした。

 

初心者の私に、オーダーメイドの仕組みや生地の背景、採寸のコツなど、惜しげも無く色々教えてくださり、私はメモる手が止まりませんでした(^◇^;)

 

今回させていただいたパンツオーダーの流れは以下です。

 

①生地を選ぶ。

洋書のようなオシャレな生地BOOKからイメージに合う生地を選びます。

せっかくのオーダーなので、今まで持っていないベージュ系のパンツにしようと、

河村さんのアドバイスをもらいながら生地を選びました。

 

さすがスーツをメインにやられているので、上質なウール素材のあらゆる生地がたくさん揃っていました。

 

(素材を触っているとウズウズしてくるのは、モノ作りしている人間の性だな^^;)

 

その中でも真夏以外は着れる薄手のシャキッとしたウール素材に決めました。

 

②ディティール

ポケットの形状をどうするか、タックはありか無しか、裏地はどうするかなどの細かい部分を決めていきます。

 

一つ一つ自分の物を自分で決める過程は、結構ドキドキするもんなんだなと、新鮮な感覚になりつつ次はいよいよ採寸です!

 

③採寸

採寸は洋服を着たそのままで測るので以外と楽チン(^^)

 

エスト、ヒップ、中ヒップ(ウエストとヒップの中間)を測ります。

自分のサイズって意外と知らないから、「私ヒップ何cmですか?!」と食い気味に聞いてしまったのはちょいと反省・・・笑

 

ここでもボトムを採寸するポイント解説を交えながら丁寧に教えてくれる河村さん。

気持ちはすでに、「はい!先生!!」です✨

 

「なんていい人!そしてイケメン!!天は二物を与えすぎや!!」と心の声大音量だったことは横に置いといて先に進みます。

 

④ゲージサンプルで全体を確認

今回私がお願いしたのが、【パターンオーダー】というある程度のデザインやサイズの骨格ができているものに対して、生地、シルエット、サイズ、ディティールを自分に合わせて決めていくタイプのオーダーでした。

 

ゲージサンプルと言われる自分のサイズに近いサンプルを一度試着してみて、細かい部分のサイズを決めていきます。

 

私の場合は裾幅やパンツ丈をゲージサンプルを元に調整しながら決めていきました。

 

ずっと洋服に関わって仕事をしてきた私でさえ、想像だけでは具体的なイメージを相手に伝わるように言葉で説明するのはかなり難しいので、こういったサンプルがあって、実際に着ながらお互いが共通認識を持てるのは、とても安心感がありました。

 

⑤支払い

詳細が全て決まったらお会計です。(クレジット可)

 

今回の私がオーダーさせていただいたパンツは¥21,000(税別)

(河村さんのご好意によりお値段サービスしてくださいました。ありがとうございます!本当に頭が上がりません、先生!!😅)

 

他でオーダーをしたことがないので、この金額が高いのか安いのか私にはわかりません。

 

ただ国内の生地を使い、国内の技術のしっかりした工場で生産され、自分で着る洋服に過程の段階で関わっていることを考えると、とても意味のある一着だし、払い甲斐があるなと思いました。

 

商品完成までは一ヶ月くらいかかるそうです。

 

受け取る時には少しでも前に進んでる自分でいたいな、なんて思いながら歩みを進めます。

 

ああ!!今回もなんだかんだ長くなってしまった💦💦

 

ここまで読んでくれたあなたは凄い!

 

ありがとうございます。

 

また完成品受け取ったらご報告します。

 

 

 

 

 

変わるということ

こんばんは☆

 

先日5年半勤めていたブランドの新宿店がリニューアルオープンしたので、お祝いも兼ねてお店を覗きに行ってきました。

 

顔馴染みのスタッフもいましたが、半分はメンバーが入れ替わっていて、ドキドキしながらお店の中をウロウロ(^-^;💦(ちょっと不審)

 

 

このブランドにいた時に(A社としましょう)最後の約2年間は品質管理として仕事をさせていただき、私はB品撲滅に全力を注いでいました。(朴さんの頭に「B品撲滅」っていうハチマキが見えます!と店頭スタッフに励まされたりしながら!笑)

 

 

中でも1番力を入れたのは化粧品汚れによるB品を減らすことでした。

 

 

縫製不良やボタンやホックなどの附属不良は仕入れ先に返品出来ますが、化粧品汚れの商品は仕入れ先には何の落ち度もない為、全て会社の損失だったのです。

 

 

「そんな無駄、ほっといてたまるか!!」とばかりに、店頭でのオペレーションを組み直したり、フェイスカバーをもっと使い勝手のいいものに変えたり、使い方をわかりやすく伝えるためにポップを作ったりと、考えつくことはとにかく色々やりました。

 

 

店頭スタッフの毎日の努力のおかげで、取り組み始めてスグに結果が出て、1年掛けて精度を上げ続けてくれました。

 

 

無駄にしかなっていなかった化粧品汚れの商品に毎日悩まされていた店頭スタッフのために、自分も少しは役に立てたのかもという実感と、ポップや新しく作ったフェイスカバーが自分が辞めた後も店頭で活かされるなら、ここで仕事してきた意味があったなーなんて、感慨深く思ったりもしたもんでした。

 

 

そんなことを思い出しながら新しくなった店内を見て、私の戦場だった試着室を覗いてみました。

 

 

そこには私が作ったポップもフェイスカバーもなく、キレイサッパリ新しいものに変わっていました。

 

 

(実はA社は今年の2月から東証一部上場会社の子会社になり、店頭システムも社内のルールも何もかもが大きく変わっていたのです。)

 

 

 

分かってはいたものの、自分の目で見ると結構切ない!

 

 

 

 

あぁ、切ない。あんなに頑張ったのにこんなにもあっさりと(;▽;)と思う反面、私が形として残した仕事は現状の店頭では無くなってしまったけど、それを作るまでに考えて、試して、修正して、いろんな人に助けてもらったっていう経験と実感は、やった自分にちゃんと残ってるものなんだなーと、形を失ったからこそより深く感じたのでした。

 

 

だから「変化恐るるべからず!!」

 

 進め、私!!!!!!

 

 

 

 

いざ、1000人チャレンジ!

こんにちは☆

 

これは私がやっていきたいことや、オーダーメイドのボトム商品をリリースするための色々をお伝えしていくブログです。

 

 大阪で2018年の7月頃に展開を予定しています。

 

今回は少し記事が長いです。最後までお付き合いいただけると幸いです。

 

今日はよりリアルな商品作りをする為に、あなたのお洋服に対する疑問や悩み、気になることを教えていただきたいと思い記事を書いています。

 

出来るだけ多くの方の声を体験を通してお聞きしたいので、『1000人のお買い物同行』を行うことにしました。

 

・普段何を買ったらいいかわからない。

・自分に似合うスタイルがわからない。

・どう組み合わせたらいいかわからない。

・ワードローブに毎朝悩む。

・体型をカバーするにはどうすればいい?などなど、

 

お洋服に対するお悩みを直接教えていただきたいのです。

 

お申し込みはコメント欄にコメントいただくか、私の連絡先をご存知の方は直接ご連絡ください✨ご紹介も大歓迎です(^^)

 

お申し込み後、事前メールにて買いたいお洋服のイメージや着ていきたい場所、希望予算などがあれば教えてください。何を聞いていいかわからないけど興味ある方はそのままお伝え下さい。是非一緒に探しましょう☆

 

日にちとお買い物エリアのご希望があれば教えてください。特になければご相談の上、一緒に決めさせていただければと思います。(^^)

 

以下、タイムスケジュールです。

 

【0.5時間お買い物前のすり合わせ】

軽くお茶をしながら自己紹介やご要望、お買い物の内容などを、お顔を見ながらお話したいと思います。

 

特に必要ない方はここをお買い物時間に回せるので、どちらがいいか教えてくださいね☆

 

【2時間お買い物】

お買い物のご希望が決まっていればこちらで事前リサーチをして、リクエストに合う商品があるお店をセレクトさせていただきます。もちろん行きたいお店があれば教えてくださいね☆

 

実際に商品を見て合わせながら組み合わせのご提案や、着こなしのコツ、お持ちのワードローブとの着回しなどをお伝えします。その都度リクエストがあればお伝えください。

(商品は無理に購入する必要はありません。)

 

【1時間フィードバック】

お買い物が終わったらお茶をしながら、お買い物同行を体験して見てどうだったか、普段どのようにお洋服を選んでいるか、お買い物するときの悩みや疑問をお話ししながら伺いたいと思います。

 

気軽にお話しできると嬉しいです☆

 

そして気になる料金ですが、トータル3.5時間コースでお1人¥1,500です✨✨

(お茶代割り勘☆)

 

是非これを読んでくださっているあなたにお会い出来るのを、楽しみにしています!

 

 

 

最後に少し真面目なお話を。

 

 

 

 今回のこの1000人お買い物同行は、出来るだけ多くの方にお会いしてその方々の生の声を聞くことを目的としています。

 

何故このような考えに至ったのか。

 

約8年半アパレル業界でモノ作りに携わってきましたが、今本当に何が求められているのか、誰の何の為に洋服を作っていくのかを、再度自分に問い直そうと思いました。

 

アパレル業界だけでなく、トレンドを主軸とする産業は流れが早く、ネットの普及により情報も膨大です。

 

安く早く便利に物が手にはいる一方で、想いのこもった商品に出会うことで思わず感動することだってある。

 

私が今の世の中にどんな役割を担えるのかはまだまだ模索中ですが、この1000人チャレンジで何かを掴めればと思っています。

 

長文乱文失礼しました。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。いざ

まずはご挨拶☆

こんにちは。初めまして☆

 

これは私がやっていきたいことや、オーダーメイドのボトム商品をリリースするまでの色々をお伝えするブログです。

 

2018年の7月頃に大阪で展開する予定です。

 

今日は自己紹介や、やっていきたいことを少しでも知っていただきたく人生で初めてブログを書いています。

 

良ければお付き合いください。レッツ、スタート✊

 

まずは自己紹介

名前:朴環貴(ぱくふぁんぎ)。ちなみに本名です。

 

大阪生まれ大阪育ちの在日韓国人で、韓国語は話せません。(キャラ渋滞だと良く言われます。)

 

 洋服と私

小さい頃から絵を描いたり手を動かして何かを作ることが好きで、興味の強いカテゴリーは突き詰めるオタク的要素を併せ持つタイプでした。

 

高校2年で進路を考え出した時、学んだこと、好きなことを長く仕事にしていきたいと思い、もともと興味があってこれなら一生できると思った洋服の分野に勝手に決定!

 

ずっと大学に行くと思っていた親に「ファッションの専門学校に行きたい。」と言ったら、今まで見たことないくらいブチ切れられて、自分の人生を賭けた大喧嘩を初めて経験する。(笑)

 

この17歳の時にした親とのケンカで、ある意味私はお洋服と心中すると決めたのかもしれないです・・・。(カッコつけすぎ??笑)

 

ファッションの専門学校では珍しい4年制の大阪モード学園に入り、課題とバイトに追われながら怒涛のように日々が過ぎました。

 

パターンやデザイン画などのファッションに関わる色んな授業がある中で、20歳の時に受けたある講義が私の一つの転機になるのです。

 

 

それは身体障がい者の方の洋服を考える授業でした。

 

義肢装具士の方からの講義を受け、学生が考えたデザインの中から選出されたものを実際に制作するという内容だったんですが、どのような障がいを持つ方に対してデザインを起こすかを理解する為に、事例や写真を用いてお話してくださいました。

 

お話を聞く中で印象的な内容がありました。

 

「様々な理由で五体満足ではなくなった人は、現状あるお洋服では動き辛かったり身体に合わない物が多く、とても苦労されています。ですが、オシャレしたい気持ちは一緒なんです。」(かなり前なので正確ではないですが、このような内容で私には残っています。)

 

華やかなコレクションの世界や、既製品をベースに勉強していた当時の私には衝撃的でした。それと同時に「そりゃそうだよね。」と妙に納得した感じがあったのを覚えています。

 

既製品では賄えない需要、ニーズ、市場があるんだなと、漠然と認識した瞬間でした。

 

思えばこれが、オーダーメイドで商品を作ろうと思った、最初の一歩だった気がします。

 

ちょっとのつもりが長くなってしました。

 

どんなコンセプトでやるのか、何故ボトムなのかなどは、また別で書ければと思います。

 

今日は一旦ここまで。

 

拙い文章を読んでいただきありがとうございます。

 

いつかお手に取っていただけますように。