言葉の向こう側
こんにちは☆
これは私がやっていきたいことや、オーダーメイドのボトム商品をリリースするまでの色々をお伝えするブログです。
10月の9日に2人目、14日に3人目のお買い物同行に行ってきました。
今日は9日に行ったお二人目のことを・・・。
この日一緒にお買い物に行かせていただいたAちゃん。
歯科技工士の仕事をしている彼女は、メガネがトレードマークの美人さん。
前回の反省点を生かすべく、お買い物前の打ち合わせの際にはアンケートを使用。何か疑問点を吸い上げるのも、少しのガイドがあると全然違うんだなと、また一つ学ぶ。
事前リサーチでピックしていたお店を回りながら相手がどうしたいのか、どうなりたいのか、そもそも何を求めているのかを集中して感じ取って行く。
そんな訓練をお金をいただきながらさせていただいているんだと、身が引き締まる。
今回は予算一万円で上下のコーディネートをお願いされました。
コンプレックスに感じることや、苦手な素材のことなど、頭に叩き込んでお店を回ります。
Aちゃんは学生時代に水泳をやっていて、細身だけど肩幅が人よりあるのが気になるとのお悩みを聞かせてくれました。
またシフォン素材の質感が苦手なようで、着ると痒くなるとも。
どうなりたいかとか、何を買いたいかも大事だけど、
これを着るとアレルギー反応が出るや、この柄は嫌いなどの体質的にNGなことや、現在マイナスに感じていることを聞くこともとても大切。
柄物はほぼ手を出したことがないというAちゃん。
今期秋冬大流行のチェック柄パンツを鏡で当ててみたり、
カラーの綺麗なインナーもチェック。
今まで選ばなかった色や柄の洋服を手にしたAちゃんの、これは選ばなかったという少しの驚きと、本当に自分にこれが似合うのかという不安の入り混じる表情。
しっかり受け取りながらお買い物は続きます。
今店頭はどこもワイドパンツばっかりで持っている洋服と被る物が多いとのことで、通勤やセミナーなどでも使えるテーパードパンツを探すことに。
当日Aちゃんがきていたオフのニットに合いそうなキャメルのパンツを試着。
わかりにくいですが、ニットの前裾だけパンツのウエストにinして後ろは出す着方を提案。前裾は少しブラウジングさせるのがポイントです。
確かにこのままだと気にしている肩幅は目立ったまま。
そこで気になると言っていたジャケットも一緒に試着。
ジャケットやコートなどを選ぶ際に一番私が大事にしていることは、洋服と着用者自身の肩の位置があっているかということ。
当たり前に聞こえるかもしれないし、最近は肩が落ちた形も多いのであんまり気にする人も少ないかもしれないけど、
ジャケットは特に肩で着るアイテム。
ここが合っていないとそもそも着心地が悪いし、必ず着崩れてだらしなくなってしまします。
このジャケットはAちゃんの肩幅に綺麗に合っていました。
そして濃色のジャケットを着ることで明るいインナーの白ニットに視線が向く。
結果肩幅が気にならない。
袖を捲って手首を見せる。
そんなちょっとしたことでグッと垢抜けて見えるから、着こなしって不思議だ。
結果この日はキャメルのテーパードパンツにネイビーのジャケット、合皮の細ベルトに、ピンクのリブニットをご購入。
予算一万円に対し、結果この日購入した商品のトータルは¥14,000ほど。
ジャケット、パンツ、ベルトはVis。ピンクのリブニットはsence of place。
初めてジャケットを買ったというAちゃん。
彼女の1着目に立ち会えてちょっとだけニヤッとしたのはココだけの話です。笑
お買い物はなんとか無事に(?)終了。
ココでメガネユーザーのAちゃんが、メガネのフレームを変えたいと。
その日Aちゃんが掛けていたのは知的な印象の赤い太めのフレームのメガネ。
メガネのことはよくわからないけど一番近くにあるJINSにGO!
私自身がビックリしたんですが、メガネってフレームとかレンズの形であんなに人の印象が変わるんですね!?
横に細長いレンズのメガネを元々掛けていたので、少し大きめのスクエアレンズに細いべっ甲フレームのメガネをオススメ。
掛けたら、顔は小さく見えるし、知的な印象から柔らかく可愛い雰囲気に変わるから驚いた・・・。
メガネ一つでこんなに変わるのかと。
普段同じメガネしかかけていないなしく、
Aちゃん自身が一番ビックリしていたみたいだったのが、なんだか面白かった。
彼女自身も知らない彼女。
ジョハリの窓みたいな話だけど、自分も知らないもっと素敵な自分を、買ったことがなかったジャケットや、変えてこなかったメガネフレームを通して、
Aちゃん自身が気付くような体験になっていたら本当に嬉しい。
Aちゃん、ありがとうございました☆
実際に一緒にお買い物してみると、ただ話を聞くだけではわからないことを本当に色々感じる。
人間とは生だ。
ネットに載ってる情報や、誰かが言ってたような話はイマイチ腹落ちしてこない。
私には天才的なひらめきも、何か降りてくる天武の才能も悲しいくらいない。
だからしっかり一つ一つやっていくしかない。
今日もここまで読んでくださってありがとうございます。
いつかお手にとっていただけますように・・・。