初めてのオーダーメイド
こんにちは☆
実は先日、人生初自分用のパンツをオーダーしてきました✨
オーダーをお願いしたのは、先輩にご紹介いただいた(株)ファイブの河村さん。
河村さんは麻布テイラーでテーラリングを学ばれた後、独立されてメンズのオーダースーツを軸に東京や海外で活躍されている方です。
(フェイスブックで「河村裕一」さんで検索で、作られているお洋服見れます^^)
実はオーダーメイドで商品作りをしていこうと決めたものの、既製品にしか関わってこなかった私はオーダーメイドの世界がどのように成り立っているのかさっぱりわかりませんでした。
色んな方に相談した中で、ご紹介いただいたのが河村さんでした。
初心者の私に、オーダーメイドの仕組みや生地の背景、採寸のコツなど、惜しげも無く色々教えてくださり、私はメモる手が止まりませんでした(^◇^;)
今回させていただいたパンツオーダーの流れは以下です。
①生地を選ぶ。
洋書のようなオシャレな生地BOOKからイメージに合う生地を選びます。
せっかくのオーダーなので、今まで持っていないベージュ系のパンツにしようと、
河村さんのアドバイスをもらいながら生地を選びました。
さすがスーツをメインにやられているので、上質なウール素材のあらゆる生地がたくさん揃っていました。
(素材を触っているとウズウズしてくるのは、モノ作りしている人間の性だな^^;)
その中でも真夏以外は着れる薄手のシャキッとしたウール素材に決めました。
②ディティール
ポケットの形状をどうするか、タックはありか無しか、裏地はどうするかなどの細かい部分を決めていきます。
一つ一つ自分の物を自分で決める過程は、結構ドキドキするもんなんだなと、新鮮な感覚になりつつ次はいよいよ採寸です!
③採寸
採寸は洋服を着たそのままで測るので以外と楽チン(^^)
ウエスト、ヒップ、中ヒップ(ウエストとヒップの中間)を測ります。
自分のサイズって意外と知らないから、「私ヒップ何cmですか?!」と食い気味に聞いてしまったのはちょいと反省・・・笑
ここでもボトムを採寸するポイント解説を交えながら丁寧に教えてくれる河村さん。
気持ちはすでに、「はい!先生!!」です✨
「なんていい人!そしてイケメン!!天は二物を与えすぎや!!」と心の声大音量だったことは横に置いといて先に進みます。
④ゲージサンプルで全体を確認
今回私がお願いしたのが、【パターンオーダー】というある程度のデザインやサイズの骨格ができているものに対して、生地、シルエット、サイズ、ディティールを自分に合わせて決めていくタイプのオーダーでした。
ゲージサンプルと言われる自分のサイズに近いサンプルを一度試着してみて、細かい部分のサイズを決めていきます。
私の場合は裾幅やパンツ丈をゲージサンプルを元に調整しながら決めていきました。
ずっと洋服に関わって仕事をしてきた私でさえ、想像だけでは具体的なイメージを相手に伝わるように言葉で説明するのはかなり難しいので、こういったサンプルがあって、実際に着ながらお互いが共通認識を持てるのは、とても安心感がありました。
⑤支払い
詳細が全て決まったらお会計です。(クレジット可)
今回の私がオーダーさせていただいたパンツは¥21,000(税別)
(河村さんのご好意によりお値段サービスしてくださいました。ありがとうございます!本当に頭が上がりません、先生!!😅)
他でオーダーをしたことがないので、この金額が高いのか安いのか私にはわかりません。
ただ国内の生地を使い、国内の技術のしっかりした工場で生産され、自分で着る洋服に過程の段階で関わっていることを考えると、とても意味のある一着だし、払い甲斐があるなと思いました。
商品完成までは一ヶ月くらいかかるそうです。
受け取る時には少しでも前に進んでる自分でいたいな、なんて思いながら歩みを進めます。
ああ!!今回もなんだかんだ長くなってしまった💦💦
ここまで読んでくれたあなたは凄い!
ありがとうございます。
また完成品受け取ったらご報告します。