変わるということ

こんばんは☆

 

先日5年半勤めていたブランドの新宿店がリニューアルオープンしたので、お祝いも兼ねてお店を覗きに行ってきました。

 

顔馴染みのスタッフもいましたが、半分はメンバーが入れ替わっていて、ドキドキしながらお店の中をウロウロ(^-^;💦(ちょっと不審)

 

 

このブランドにいた時に(A社としましょう)最後の約2年間は品質管理として仕事をさせていただき、私はB品撲滅に全力を注いでいました。(朴さんの頭に「B品撲滅」っていうハチマキが見えます!と店頭スタッフに励まされたりしながら!笑)

 

 

中でも1番力を入れたのは化粧品汚れによるB品を減らすことでした。

 

 

縫製不良やボタンやホックなどの附属不良は仕入れ先に返品出来ますが、化粧品汚れの商品は仕入れ先には何の落ち度もない為、全て会社の損失だったのです。

 

 

「そんな無駄、ほっといてたまるか!!」とばかりに、店頭でのオペレーションを組み直したり、フェイスカバーをもっと使い勝手のいいものに変えたり、使い方をわかりやすく伝えるためにポップを作ったりと、考えつくことはとにかく色々やりました。

 

 

店頭スタッフの毎日の努力のおかげで、取り組み始めてスグに結果が出て、1年掛けて精度を上げ続けてくれました。

 

 

無駄にしかなっていなかった化粧品汚れの商品に毎日悩まされていた店頭スタッフのために、自分も少しは役に立てたのかもという実感と、ポップや新しく作ったフェイスカバーが自分が辞めた後も店頭で活かされるなら、ここで仕事してきた意味があったなーなんて、感慨深く思ったりもしたもんでした。

 

 

そんなことを思い出しながら新しくなった店内を見て、私の戦場だった試着室を覗いてみました。

 

 

そこには私が作ったポップもフェイスカバーもなく、キレイサッパリ新しいものに変わっていました。

 

 

(実はA社は今年の2月から東証一部上場会社の子会社になり、店頭システムも社内のルールも何もかもが大きく変わっていたのです。)

 

 

 

分かってはいたものの、自分の目で見ると結構切ない!

 

 

 

 

あぁ、切ない。あんなに頑張ったのにこんなにもあっさりと(;▽;)と思う反面、私が形として残した仕事は現状の店頭では無くなってしまったけど、それを作るまでに考えて、試して、修正して、いろんな人に助けてもらったっていう経験と実感は、やった自分にちゃんと残ってるものなんだなーと、形を失ったからこそより深く感じたのでした。

 

 

だから「変化恐るるべからず!!」

 

 進め、私!!!!!!